優先順位は [数々の失敗]
「今日は昨日に比べれば曇りで風もあって過ごしやすい日ですよ」とお参りの方と話したのに、でもやっぱり気温は37度以上だったんですねぇ^^
朝一で小野地区に、昼から福岡県の杷木地区と大鶴地区に皆さんから頂いたお見舞いを届けに行ったのですが、午後3時頃には空模様も悪くてボランティアさんたちも早々に引き上げていました。5年前の豪雨の時には100年に一度の豪雨が10日間ほどで2回襲いましたから、用心に越したことはありません。
テレビによれば、午後4時前後にレーダー解析で100ミリ以上の雨が降ったもよう、とあって、小野地区や大鶴地区に避難指示が出ましたが、先ほど解除になりました。被災した方々が「雨が降ると怖くて眠れない」というのもわかります。
工事現場でよく見る安全第一。被災したところでも同じです。
それで思い出したのですが、こんなに暑い今頃、福島第一原発の凍土壁はどうなっているのかネットでポチしてみると、「東電は完全には凍らせないが、地下水はコントロールできているかのような発言をして規制委員会を怒らせている」と。
350億円を投じて建設したものが効果を上げていないのみならず、効果があるかの如く説明する組織。
アベノミクスによる経済のトリクルダウンはないけれど、原発過酷事故後の対策としての除染作業とか凍土壁建設とか、原発関連の仕事は裾野が大きいですね。ファルコ84さんが取り上げていた高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場問題もそうですよね。分かり易いトリクルダウンの図式です。コントロールできるかのような幻想を植え付けようとしているけれど、実は手に負えないものである。
自然災害の多発する日本で、最優先の課題はなんなんでしょう?課題をクリアして世界に売れるものにするということを考えるほうが、アベノミクスより経済の活性化には近道かもしれません。
安全第一 よくよく考えてみる必要がありませんか?
タラオサの季節 [季節]
盆が来れば・・山の中の日田では鱈オサの煮付け・・盆タラです
見かけは「なにこれ?」ですが、美味しいんですよ。
今日は初盆と一周忌のご家庭が2軒、初盆が2軒。市内と旧郡部と行橋市だったので、3人で手分けしてお参りしました。
お膳になおって
親戚に山田町在住の方がいらしていて、「チーム大分」の水害ボランティアぶりなどが話題になりました。「自分の地区なら手伝いに行くけど、他所には行けんねぇ。Uさんたちもよう来てくれるバイ」「床下でん潜っていくけんね」
昨日は大分大学の学生さんたちが大学のマイクロバスで支援活動に来てくれていました。お陰様でパッと見、外観だけは元の姿を取り戻しつつあります。
今日も日田は38.1℃ 酷暑ですねぇ 皆さまもお体お大事に
チーム大分の活動報告から [災害]
昨晩は熊本の益城町や八代から夫婦で駆け付けてくれたボランティアの方などと一緒に、中休みの飲み会をみんなでしました。
カッコいいオヤジ [人]
今日は朝9:30集合3:30上がりのフルタイムボランティア参加しました。500㎖ペットボトルを2本持っていって、足りなくてチーム大分からペットボトルのお茶と経口保水液とカボスドリンクと・・結局4本分頂きました。なので、作業中3ℓ飲んで、1回もトイレに行かずに済むほど。屋内中心でしたがなかなかハードです。東京や和歌山や沖縄、日田市内などからたくさん参加してくれていました。
今日もH田のオヤジがユンボを使っていました。
休憩中に若者とH田のオヤジが、「こんな時にユンボとか使えたらカッコいいよねぇ。俺も免許取ろうかな!どうしたら取れるんかな?」「コ〇ツに行ったら簡単に取れる。小型から取った方がいいね。ユンボはね、お箸を使うように扱えんと役にたたんから、練習はちゃんとせんとね。俺も最初は廻りのもんをいっぱい傷つけた・・・」「よっしゃ!今度免許取るバイ。待ってろよ(^^)v」
「今度っち言うてん、こんなこつはあんまり無い方がいいけどね」
思いはいろいろだ [人]
東峰村と境目の大肥本町
ここの土手が決壊して被害が拡大したのですが、この先の山肌が崩落しています。Hさんが言うには「ここは子どもの頃とても深い淵があって潜ったらとても水が冷たかった。それがこの間の水でこんなになって・・また大水が出たらと思うとそれが気になってまた眠れなくなった・・・」
ショベルカーで土を掘り、決壊したところへ移動させて補強中です。
決壊した土手側から見たH家S家方向
↑ S家のお墓 12日はこんな風だったのが
こんなになりました。ボランティアに来ていた石屋のH田さんが元通りにしてくれました。奇跡的に、ほとんどの石が無傷です。水の力が一瞬にして吹き飛ばしたのでしょうか。これで遺骨も納まるところに納まれます。
石屋さんが言うには「ボクんところは市内でも被害が全くなかったところやから、近くの人から『あんた毎日ボランティアに行ってるらしいけどイイ金になるんやろうね、どこから金が出るん?』って言われる >< 1円も出やせんとにね。映像では見てても、ここに来んとわからんよね」「病気して手足があんまり動かんようになっちょったけど重機だけは動かせる、手伝えると思って来だしたら、不思議と手足に力が入るようになったんよ。やっぱ必要としてくれる人がいて、喜んでくれるとうれしいっちゃんねぇ」「この墓も気になっちょったけど、自分から言うと商売気出すようで言われんかった。家ん人が『してくれ』って言うから、傷つけたくなくて手子を1人頼んだからその人の分の1万円だけ出してもらうけどね」 H田さん、毎日愛犬のジョン万次郎と来て夕方遅くまでボランティアしてくれています。
私はお曼荼羅と日蓮聖人像をお預かりしました。家ができたら、納まるところができたら、日蓮聖人像だけでもお仏壇に安置したいですね。
ボランティア たくさんの方が来て下さって感謝しています。もちろんお金は1円も出ません、手出しです。
H田さんのように一生懸命やれば、ご褒美があるかもしれません (´・ω・`)
暑いときには [いのち]
土用の丑の日は昔から
「子どもの疳の虫封じや大人の頭痛封じのご祈祷がよく効く日」と伝えられています。
一年で一番暑い頃ですから、暑気あたりしないように気をつけましょう。
暑気あたり・・熱中症の一種でしょうか・・・
暑いときには熱いもので・・素焼きのかわらけ(ほうろく)においたモグサの熱で迎えます・・・・
お盆の精霊舟、いつものようにIさんがしっかり作って持って来てくれました。先日の水害で床上浸水の被害に遭って大変なのに、お寺のことを優先して下さって、頭が下がります。
蒸し暑い!土用 [いのち]
蓮が咲きました。今年は水害の支援もあっているので、記憶のために道具と一緒にパチリ!
2日目の同じ蓮です
時系列でいくと①月末の朝掃除 祇園の炊き出しや公民館の掃除で来られないという方がいて、今日は4名の参加でした。
②は子供会の御神輿行列
みんな紐はひっぱてるけど御神輿はどこ??
で、ちょっと離れて御神輿登場!
お母さんの声が一番元気良かった~~ 朝から蒸し暑かったです
③ Mさんと大肥本町の片付け参加 チーム大分とVC派遣の日体大チーム、地元日田三隈高校の生徒たちが泥出しからアルミサッシの掃除など手伝っていました。外側がきれいになると家らしさが増しますね。
お隣ではまだ泥に埋もれたたくさんの農機具出しが続いていました。家主さんが言うには「家は共済に入っているけど農機具は保険に入ってない・・どうしよう」 先が見えない、不安ばかりの日々です。
私はこの家の墓地に納めていた遺骨の清掃を請け負いました。骨壺に入ったまま泥に埋もれた遺骨を洗って、とりあえず壺に入れ直すだけですが、少しでも気持ちよく納まるように、お経を唱えながらの作業でした。Mさん曰く「こればっかりはあなたよね」
できることをできる人が
まだまだチーム大分の活躍が必要です
祇園祭り [まつり]
「大水害があったけれど日田は元気にやっています」
「日田温泉においで下さい」
「祇園祭は魔を払うお祭りだから、水害の災厄を払うためにも!」
ということで、今日明日は日田祇園祭りです。近くの方はおいで下さいませ。
中高生がここぞとばかり浴衣姿を競います^^
右端の山車の上に乗っている人影と比べると、山車の大きさがわかりますね。
供養もできました [災害]
今日もたくさんのボランティアさん方が働いてくれていました。Mさんも朝から組でI家の片付けに入り、私たち総勢10名は午後組です。いつものH家とお隣のS家、I家と最後にU家の泥掻き出しお手伝い。
S家の仏壇安置場所が確保でき、お経を上げて欲しいとの依頼が「チーム大分」を介してありましたので、若手僧侶が懇ろに「ご先祖の方々の心安まるように」供養を営みました。杵築から駆け付けたS上人が袈裟を持参していました (#^.^#) さすがです
お盆廻りが始まるお寺さんもありますから、青年会組織のお手伝いは今日で終了です。日青会会員の皆さん、有志として何回も駆け付けてくれたH上人やI上人、G上人にも感謝申し上げます。
まるで川のようになった元田んぼで道具をきれいに洗い、少し心を残して帰宅の途につきました。
車に乗り込むと同時に大粒の夕立襲来、活動中はお天気に恵まれました。泥との戦いですから、お天気は助かりました。でも梅雨明けして、これからずっと暑さと折り合いをつけながらの作業になりますね。