そして [災害]
4日5日は大分県の当番で教区行事
宗門行政トップの宗務総長ほか内局をお迎えしての懇談会開催でした。
落ち度のないように準備して万全だったはずが
4日は測ったようにどんぴしゃ台風の接近と大分市の真上を通過!で東京からは勿論、九州各県からも誰も来られないかも・・・・・・・・・と、だいぶ心配しましたが、朝方欠航していた飛行機も台風の通過が速かったので遅れもなく、無事開催することができました。
5日は台風も通り過ぎ
午前中の会議終了後お昼ご飯を食べ、皆さまをお見送りし終えて、今年最大の行事終了~~~やったねぇ~~と意気揚々日田に帰りました・・・
で、午後3時頃豆田の花月川の橋を渡るとき川を見たら、普通よりもちょっと水量が多いかな・・たいしたことないね・・だったのです。
ところが
フルフル
雨が降る
土砂降りが いつまでも いつまでも
テレビを見てたら福岡県に警報が出、次いで大分県に「今まで経験したことのないような大雨が」という警報が発令され、スマホはチャランチャラン鳴り出すし、雷はバリバリ落ちるし・・パソコンの前に座れる状態ではなくて、テレビに張り付いてました(ー_ー)!!
午後10時頃に近くのJRの鉄橋が流れたのですが、流れてくれたのでダムにならず、堤防が決壊しなかったのではないかと、(JR九州には申し訳ありませんが)密かに感謝しています。今現在ここの上流小野地区で山が崩落して危ない状態になっていると、ずっと放送されています。
朝になり雨が止み、豆田の町や檀家さんの家を回りましたが、床上床下浸水がかなり出ています。5年前の水害では川の右岸がずらっとやられましたが、今回は反対側の被害が多いようです。
そして
日田も相当被害があるのですが、それ以上に酷いのが福岡県です。
↓ 朝倉市杷木付近
橋は大体こんな感じに流木が引っかかって、かろうじて通れる橋もある状態です。
よく見ると歩道を車が走っています。
↓ こちらの家の携帯に電話したら「床上浸水で泥が上がってどげんしたらいいか・・」ということだったので、息子たちと3人で伺いました。
川の横なのであっという間に浸水し、庭の深いところで1㍍くらい泥が上がっています。
家財道具はほぼ出していたので居間の掃除。
電気水道が止まっているので、川の水を汲んで、とりあえずの掃除を手伝いました。親戚の方も集まってみんなでワイワイしたのですが、なんでも「お隣は『共済の人が査定に来るまでなんも扱わん』って言ってほんとに何にもしとらんとよ」とのこと。お風呂は「近くの温泉が無料解放になってる」とのこと。それぞれ、できる範囲でするしかないです。
明日は大鶴町の瀬部という地区に行く予定です。入れれば良いのですが。
皆さまから心配の電話やらメールやらライン等頂き感謝申し上げます。うちのお寺は少しだけ周りよりも高いので水の被害は今まで経験したことがありません。日頃頂いている色々なご厚意をこういうときにほんの少しでも返せれば良いと、山内一同思っています。