フリーハンドへ [時事]
セイロンランティア
緊急事態条項
「内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。」
「緊急事態の宣言が発せられた場合には、何人も、法律の定めるところにより、当該宣言に係る事態において国民の生命、身体及び財産を守るために行なわれる措置に関して発せられる国その他公の機関の指示に従わなければならない。」
これに対して
緊急事態が起こっても既存の法律で対処が可能という記事があります。
緊急事態にかこつけて憲法を変えるのは、行政のフリーハンド化=独裁への道です。
そうなったら、「新しい判断」「新しい判断」ばかりになるかもしれません。
昔の人はそれを朝令暮改と言いました。
どんな「新しい判断」が出ても何人も従わねばならない、のです。逃げることはできません。
お試しはいかが [時事]
先日の研修会で配られた資料です。
「日本は、日本国憲法でできている」
権力が独走しないように三権分立を定めていますが
今度の参議院選挙の結果次第では、改憲発議の上改憲して
もしお試し改憲などというチャラい文言で緊急事態条項が書き加えられたら
政権の座にある者の判断次第で、いつでも「非常事態である」として
行政府の独断専行ができるようになります。いわゆる独裁政権の誕生です。
そうなったら全ての国民の権利は制限されます。
全てはお国のために。
一億総活躍社会というキャッチフレーズもお国のためかもしれません。
ソフトパワー [時事]
「政府は海兵隊を知っている?」という文章があります。
日本政府によれば「海兵隊は海軍艦船と切り離して運用する」と主張しているが、元々「海兵隊は1775年に海軍の下部機関として発足以来、常に海軍艦船で遠征し、勇猛な強襲揚陸部隊という誇りがある。海軍付きの地上兵力は陸軍と重複するため、不要論がつきまとい、乗船任務を解かれたことがあった。そのとき海兵隊は港の警備員か鼓笛隊に成り下がったと揶揄された。政治家を動かして遠征任務に復帰することができたという苦い経験もあるのだ」
「冷戦後、国家間の戦争が発生する可能性が低下したことから、海軍・海兵隊は平時モードに部隊運用を切り替え、小規模遠征隊を艦船で巡洋させ、同盟国や友好国と人道支援、災害救援の共同訓練を恒常的に実施し、テロや災害などで政情不安が起きないような安全保障環境を構築する任務に取り組んでいる」
「米軍再編後に残る海兵隊は、『ソフトパワー』の役割を重視する。長崎県佐世保配備の船に乗って、アジア太平洋地域で同盟国や友好国と共同訓練を実施し、アジアで安全保障ネットワークを広げている。そこに中国軍も招かれ、ともに人道支援や災害救援の訓練メニューをこなしている事実を果たして日本政府は知っているのだろうか」
「この事実は日本ではほとんど報じられないため、米軍は日本防衛のために中国を牽制してくれている、とばかり考えている。中国脅威論に引きずられ、憲法改正の議論を始めてしまった日本は実に視野狭窄の中で安全保障の認識を歪めてしまった」
「安倍流安保は軍事力で国の安全を守ろうとする『国防論』であって、『安全保障』ではない」
東日本大震災の「トモダチ作戦」もその一環なんですね。
ベニスモモ
「なっても食べられないもの」と思っていたベニスモモ。試しに口にしてみたら普通のスモモと変わらないし、甘いんですね。
移動したからでしょうか、実をつけねばヤバいと思ったのでしょうか・・たくさん実をつけました。
逃げ切り [時事]
5ヶ月間の国会会期中には「リーマンショック級の経済危機か、
大震災級の災害がなければ予定通り増税します」と言い続けてきたのに
国会が閉会した途端に「公約違反と言われても真摯に受け止める」などと
殊勝な言い口で「2年半増税延期します」と言う。
国会で追及されたくないから、国民になんか丁寧に説明なんかしたくないから
だって、2年半後は首相の座にはいない~~~
そして、今度の参議院選挙は「アベノミクスの是非が争点に」と煽るけれど
内閣府の資料ではこんな結果になっている ↓
TPP絶対反対・増税断固実行と言っておきながら簡単に公約を破る人たちに、
安心して国政を任せられるのだろうか?
ドクダミがあまりにたくさんできているので、Mさんもせっせと取ってくれています。
彼女は蚊に刺されない!
造園屋さんが来て剪定してくれたのでだいぶ見通しが良くなりました。
三男に手伝ってもらって、植え替えました。ブルーサルビアとアメリカンブルー
2人で作業すると楽ですね^^
空想の世界で [時事]
【 安倍首相はアメリカでの核安全保障サミットで演説し、東京電力福島第1原子力発電所の事故を踏まえ「日本は2度とあのような事故を起こさないとの決意の下、原子力の平和的利用を再びリードすべく歩み始めた」と原発の再稼働推進を宣言した。現状には言及しなかった。 】
ブログでも皆さんが仰られるように、「原子力の平和的利用をいつリードしていたのか」疑問です。単に、「安い電力」としてしか国民には説明してきませんでしたし、絶対安全、何があっても安全だから対策はしない、と言い張るのみでした。多分これからも、又安全神話を再び作って、そのことで、空想の世界で、リードしていくのでしょう。
先日始まった作業にしても
「319億円掛けて凍土壁を作る。試算では年間の維持費は10億円かかる。」と言います。作るときにわざわざ海水で冷やしやすいように山を削って原発を設置したツケが今回の事態を招いています。山からの水を遮るのに、凍土壁ありきなのはなぜなのでしょうか?
素人考えで一番簡単なのは、山側を削って堀を巡らしてしまえば良いのです。動かない、廃炉にするしかない原発を島に設置したのだと思えば良い。作業員は架橋を作って移動すればすむ。堀を作ってコンクリートで護岸をすれば、山からの水はまったく影響しないから汚染水が必要以上に増えることもなく、電力使用量の年間維持費10億円をかける必要はありません。319億円の巨大プロジェクト作りと維持費狙いの事業が今回の凍土壁なのかなと思います。確実に凍るという保障すらない工事ですから。
すべてが経済界を潤すために。そのために動いているのが政治の世界なのだと思うこの頃です。
シャガが咲き始めています
利休梅
連係プレー [時事]
ハルです
こんな顔してるけど結構気に入ってます
今朝一番のテレビは元プロ野球選手の覚醒剤所持違反逮捕!
画面を見た瞬間に、またなんか政府の隠したいことがあってるんだろうと思ってしまいましたが、
日本政府代表がTPPの署名式に出発するそうで・・・
仮訳の条文しかない大事な契約書にはんこを押せる人って信じられない・・・あり得ないでしょう?
これだけは譲れない聖域だと言っていた重要5品目なるものも、最終的に関税は無しになると報道されています。
それでもこの期に及んで、政府の言うことが信じられる人は幸いです。
手も足も出ない状態になって「私は反対だった・・」と言っても時すでに遅し。
こちらのサイトに詳しいのですが、
ISD条項はもちろん、ラチェット規定・NVC条項・スナップバック条項などあらゆる罠が張り巡らされていると
美味しい話には裏があるのは、いずこも同じですね。
覚醒剤使用は悪いに決まってますが、上記を見ると個人の犯罪なんかかわいいと思えてしまいます。
日蓮聖人は「人は懺悔(さんげ)すれば罪は消える」と仰ってますが、システムの巨悪の場合は
そもそも悪という自覚がないですからね。
おかしいだろ これ [時事]
【 県弁護士会長が異例のコメント 安全保障関連法が成立したことを受け、 県弁護士会の平哲也会長は19日、一言「おかしいだろ、これ。」と言うだけの異例の会長コメントを出した。安倍晋三首相や中谷元・防衛相らにファックスで送ったという。平会長は「あまりにひどい事態で、説明できるレベルを超えている。世の中に対し、率直な思いをズバッとお伝えしたかった」としている。県弁護士会は同日、会見し「採決が強行されたことは立憲主義、民主主義を真っ向から否定する暴挙」などとする声明も発表している。】 新潟日報 2015.9.20 より
言葉遊び [時事]
こんなものを用意して
精霊様送りの時一緒に持って行く小灯篭作りの内職をし
カボスがそろそろ使えるかも~~皮だけどね・・・
昼食のそうめんを食べ
たまたまテレビをつけたら参議院の委員会中継チュウ~~
福島瑞穂さんが質問されてました
「劣化ウラン弾やクラスター爆弾は弾薬ですか武器ですか?」
安倍首相「そもそも日本は劣化ウラン弾もクラスター爆弾も持っておりませんから」
福島さん「それらを運ぶという後方支援もありますが・・ではミサイルは武器ですか?弾薬ですか?」
首相「弾薬です!」
福島さんならずとも、弾薬だろうが武器だろうが、攻撃される相手側にとって名称はどうでも良いこと。
武器でも兵器でも弾薬でも、運ぶお手伝いをしたら相手にすればすべて敵です。
もっとも、その前に日本政府が「こいつらは俺たち共同の敵だ」って認定してるんですけどね。
日本のサイコウセキニンシャさま、言葉遊びしてることが丁寧な説明になるとはまさか思ってないでしょうね?
例え話や言葉遊び、子供だましのような説明をしながら大事な憲法を根底から変えていこうとしている
そこに政治家としての誠意がないから、国民の不安が増していることになぜ気づかないのでしょう。
彼らに日本人の誇りがあるなら、言葉遊びはやめて欲しいです。まっすぐに応えてくださいな。
みんなこの国の将来と自分たちの行く末をまじめに考えようとしているのですから。
そもそも、私たちはこの国の主権者である前に、自分自身の主人です。
この命は誰かのためにあるわけではありません。粗末にしてはいけないいのち
自分のためにあるいのちだから、もし仮にどうしても犠牲にしなければならないようなことが起こるなら
それは自分の責任で決めたと言いたいのです。
日蓮宗では法華経の句々は
「一々文々 これ真仏なり」と言い
釈尊の説かれた一つひとつの言葉は仏さまであると、言います。
自分の言葉を粗末にする者は自分のいのちも他人のいのちもを粗末にする者と言ってもよいかもしれません。