生 [庭の中で]
昨日はノボタンを地植えしました。冬にはマイナス7度くらいになる日田ですが、近くのお宅でも地植えで越冬しているのを見たので大丈夫だろうと判断し、西日の当たらない日当たりの良い場所へ植えてみます。
梅雨本番で今が紫陽花の盛りですね。痛んだ花は少しずつ切っていった方が良いかもしれません。
トノサマガエル、今年はメダカ池に3匹居を構えているようです。彼らが生きていける環境が戻ってきているということでしょうか。
新潟県知事選の投票率は58.25%。前回より5.2ポイントも上回っているのですから、凄いのですが、それでも全有権者の6割弱です。推測ですが恐らく介護施設に入所している高齢者はほとんど投票されてないでしょうから、相当な数の方々が棄権となっているのではないかと思います。そのために、たくさんの智慧が活かされてないかもしれません。選挙制度自体のあり方も含めて権利としての投票というものを考えないといけないですね。
選挙の時だけでなく、ゆっくり立ち止まって考える暇さえ与えない、今の日本人に要求される「スピード感」ある生き方。誰かと競争するように、強迫観念を刺激されながら生きているように見えます。
ほとんどの方が「より良く生きたい」ために生きているであろうのに「生きるとは」がしっかりと問われることもなく、目の前の生活のためだけに生が消費されているのではないかと、私は思っています。理想は「食うための」現実には負けます。
そして
食うための現実すら意味がなくて自死にはしる方や、生きる意味を見いだせないで無関係な他人を巻き込んで殺しに走る人たちがいます。日本だけではないのでしょうが、自分には生きる価値がないと思わせてしまう生活環境。
「生まれたからには生きるんだ」
「生きてさえいれば何かしら不思議なことがある」
「いのちは価値では計れない」
一度でも二度でも、何回でも。「生きるとは」考えてみましょう。