問い直す [本]
昨日大分でちょっと閑があって書店を覗いたら
という本がありました。「はじめに」の中に共著者の宮崎哲弥氏が次のように記しています。
『 ユヴァル・ノア・ハラリによる世界的ベストセラー「サピエンス全史」には、仏教に関する興味深い記述が見える。
「心はたとえ何を経験しようとも、渇愛をもってそれに応じ、渇愛はつねに不満を伴うというのがゴータマの悟りだった。心は不快なものを経験すると、その不快なものを取り除くことを渇愛する。したがって、心はいつも満足することを知らず、落ち着かない。(中略)人々は愛する人を見つけることについて何年も夢見るが、見つけたとき満足することは稀だ。相手が離れて行きはしないか不安になる人もいれば、たいしたことのない相手でよしとしてしまったと感じ、もっと良い人を見つけられたのではないかと悔やむ人もいる。・・・』
初心者だとちょっと手強いかもしれませんが、仏教を初歩からまじめにちゃんと学びたいという方には良い本かもしれません。
今日は時間があったので中庭の草取りをしました。明日はまた大分市内で来年度の研修会と大会に向けた準備会と、総会準備の役員会です。