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裸の [人]


 元愛媛県知事のお言葉です。


そのお膝元の県職員が書いた”魔法”の素とも言える備忘録が、「直接自分の耳で聞いた者でしか書けないであろう肉声のように」メモされて出てきました。作文では難しい内容です。


 絶対の権力を握っているなら決して出てこないであろう文書が、出るはずの無いところから次から次にボロボロ出てくるということは、すでにこの権力者は死に体になっていると周りから見なされているということではないですか。


 それが分からないで「すべての膿を出す」「私は最高責任者」なんてマジで言ってるとしたら、まさに裸の王様ですね。そんな権力者はお断りです、あくまでも代理執行者なのですから彼は。


 ある方が「今度の改竄問題なんか、子どもでもやってることが悪いことだって分かるよね。善悪や道徳の観点から突っ込めば良いのに、議員も」と憤慨していましたが、そもそも善悪や恥の自覚が乏しい人間にそれが通用するのかどうか (^_^;)


 ”最高”に価値があるのであって、責任者であることに確たる意味をおいてない人に責任を問うことは、幼児に失敗の責任を問うのと同じです。責任の意味を理解してないのですから。ムキになって「僕は悪くない」と言います。秋葉原で「こんな人たちに負けるわけにいかない」とつい言ってしまって、選挙後に都議選の敗因の一つと指摘されて、謝りましたが、また今になって「選挙妨害だった、私は悪くない」と蒸し返す。ほんとに悪いとは思っていないから。人間中々変われないものですね。


 アベ的なお友だち優先、アメリカべったり、新自由主義経済政治からどうやって軌道修正をするのか。人の誇りとは何か。何に由来するのか。どうすれば獲得できるのか。そう自らに問い、政治を行う人にも要求することからしか始まらないように思います。



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 新芽は良いですねぇ


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