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誰のために [人]


「すべては企業の利益のために!」

 産業構造や経営者の意識が劇的に変化して、新自由主義経済下ではトリクルダウンなんかは起こらず、結果として従業員への労働対価は低ければ低いほど収益が高くなるという、普遍的な結果は自明である・・その結果をもたらすためには、裁量労働制も高度プロフェッショナル制度も、早急に法整備してもらわないと困る、のです。


 企業が儲けて株が上がれば、資本家は得をする。株主はもちろん世界中にいるわけで、機関投資家はもちろん、中には嫌韓嫌中を自認する人たちが最も嫌いな国の人たちも当然いるはずで・・・今や世界第2位のあの国の人たちは株大好きですから・・・一体誰のために従業員をしっかり働かせて富の蓄積に励んでるのだろう?なんて、考えたことはないのだろうな・・・


 物価を年2%上げるのに5年以上かけても実現できない。物価は上がらない方が庶民には良いに決まっています。もっとも、国債の償還から言えば、上がってもらわないと国は困りますね、年率0.05%でしたか。

 それよりも国が考えるべきは、どうすれば給料が上がるかであり、お金のかからない生活のためのシステム構築が可能かであり、国民の側からすれば、どうすればお金に頼らない生活が可能か、、という方向へ考え方を変えることができるのか。


 「モノはいらないという人たちが増えている現状の中で、生産性を極限まで効率よくしてもそもそも売れないものを作る意味が無い」とも言われています。



 「仏教は幸せを得るためにある教え」といいますが、

 ブッダ釈尊は「不幸の起こる原因を知る」「どうすればそれに対処できるか」「不幸である原因を無くすために」「不幸であるという自分と向き合う方法」を私たちに教えてくださっています。その途中を省いてしまって「信じれば幸せを得られる」と言ってしまっては、仏教であるとは言い難いのではないでしょうか?




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 クレマチスが咲き始めました


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 利休梅も


  DSC20180406-4.jpg やまぶきに




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 椿



 明日は4月8日  釈尊誕生日 花祭りです


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