ノスタルジーの原点 [人]
お昼頃の東九州今川PA付近 上りの車線はガラガラですが、下り大分方面は一寸ズリ状態です。小石原・英彦山方面から行くのが一番近いのですが、小石原焼窯開きのお祭りがあってほぼ通れない状態になるので、中津廻りでお葬式に行きました。この辺り、お天気は良いです。別府大分間は雨が降って霧が出て事故があって・・・と、この先も渋滞のようでした。連休ど真ん中、みなさんお疲れ様です。
このブログでは内田樹氏のブログを常時貼り付けているのですが、神奈川新聞昨日版に寄せた記事を読むと、この国の現状や政治家を含めた民意がハッキリとわかります。全文を読んでいただかないといけないのですが、要点だけ記せば
【 安倍政権とその支持者たちの「かつて主権国家であった大日本帝国」に対する激しいノスタルジーは「主権のない戦後日本国」に対する屈辱感の裏返しである。 】
【 日本の指導層の抱え込んでいる「主権国家でないことの抑圧された屈辱感」は日本国民に「主権者でないことの屈辱感」を与えるというかたちで病的に解消されることになった。それが特定秘密保護法、集団的自衛権行使の閣議決定、安保法制、共謀罪と続く、一連の「人権剥奪」政策を駆動している心理である。 】
氏の確かな分析に納得します。
まるでイジメの原点を見るような、解消できない自らの不満を他に転嫁することによって癒やす気持ち。問題はそういう人たちが道徳を持ち出し、イジメ解消を主導しようとするこの国の現状、です。そこのところを理解し共有した上で、新たな国作りを目指す人たちを育てないといけませんね。
頂いた白いシランも種が飛んで、鉢植えとは違う場所でたくさん咲いています。
頬紅エニシダ 地植えは逞しいですね。