花散らし [人]
先月同じ町内で育った幼なじみの方が亡くなり、今日は又新聞のお悔やみ欄で別の女性の葬儀があることを知りました。
先月の方は家族の事情もあって、ほんの身内だけで執り行ったと聞きました。本人は高校の先生をなさってたし、明るくさっぱりした性格でしたからお参りして手を合わせたいと思った方も多かったろうと想像します。私もその1人でしたから、「あんた知ってる?Kさん、ついこの間亡くなって家族だけで葬儀したみたいよ」と聞いたときはホントに驚きました。昨年の還暦同窓会の時には、大きな声の楽しい司会で盛り上げてくれてたんですよ・・・
今日の方もお悔やみ欄を見たのがお昼ご飯を食べているときで、「えぇ~~知らんかった~、もう時間もないけど行かねば!」です。たくさんの方がお参りされておりました。体調が良くないのはずいぶん前からだったようで家族も心配して受診を勧めるけれど、我慢して我慢して、ようやっと入院したその夕刻に急変、亡くなったのだと聞きました。
人の思いはそれぞれですが、思い出は共に過ごした者とともにあります。お二人とも一生懸命生きようとしてきた方でした。またいつか、浄土の仏様の前でお会いできるでしょう。
花散らしの風が強く吹いた日に
2016-04-07 21:34
nice!(3)
コメント(2)
なにかとても切ないのですが、一生懸命生きてきたお方のようですね
仏様の元でお会いする
そう思えば、しばしのお別れです
by majyo (2016-04-09 20:17)
早いな還暦過ぎてすぐなんて。まだこれからやりたいことがあっただろうにね。残念だな。人に気づかいする人が早くいなくなるね。私も以前の職場で一緒に仕事していた人が思い出された。暮れに退院してあいさつにきたと思ったら3月に逝ってしまった。白血病だったから当人も分かっていたみたいだが「体が第一、仕事はそこそこにしておきな」と人一倍仕事していた彼から最後に聞いた言葉。あの世でも又せっせと人の世話を焼いてる気がする。
by さきしなのてるりん (2016-04-11 10:41)