どのように

内田樹氏の最新ブログに、「私立中高の英語の先生たちを対象にしたお話」

というのがあって、本来他言語を学ぶことに対する目的とか意識とか他言語でしかわからない思想や思量、楽しさがあるはずなのに、文科省の『「英語ができる日本人」の育成のための行動計画の策定について』では、まず最初に金と競争社会のことから始まり・・

　内田氏に言わせれば、文学も歴史も理解できなくて良い、という考えは「属国の植民地人は話せれば良い」「それ以上はいらない、宗主国に仕えるための言語教育！」だそうです。

　この国は経済が元気なその昔、日本語を国連の公用語にすることも夢ではなかったはずなのに・・

　夢とか努力とかを現実化ですための、それを支えるビジョンがこの国にはないですね。戦後レジームからの脱却を掲げるよりも、ビジョンを掲げる思索ができる人材を政界に！

コメント 4

まったく教養のない人の国づくりは 滅びを急いでいるようなものです！
by momotaro (2018-11-02 05:53) 

momotaroさん　そこが現政権のえせ保守だと非難される所以ですね。というか、敗戦時にもローマ字表記化とか英語を母国語にとか、すでにいわゆる文化人からも案が出ていたのですからこの国の文化とは何か？であって、保守とは、文化とは、何か、ですが。
by gonntan (2018-11-02 21:09) 

同盟国とか核に傘の下と言った政治をしている人たちには
いかに気に入られるような考え！が優先するのでしょう。
寂しいかなビジョンとかは二の次なんです。
by ファルコ８４ (2018-11-03 09:40) 

ファルコ８４さん　保守って、戦争に負けたらいつか捲土重来で借りを返す、そういうことを常に考える人たちらしいですよ。今のジミントウにそんな気概のある人いますかね？
by gonntan (2018-11-03 18:32)