大移動 [庭の中で]
墓終いされた方の墓地の片付けです。立派なだけに壊すのも大変です。
昨日は日曜日でした。境内墓地に納骨された方、仮預けしていたお骨を他所に持って行かれる方とあり、今後のお墓の維持についての相談が1件。
また今日は、永代供養堂に両親のお骨を預けられた方がお一人、火葬場での炉前経のみの方(身寄りの無い、檀家外の方です)が1件ありました。
墓仕舞いなのか墓終いなのか、今はお骨の大移動の時なのかもしれません。戦後人々の就職と共に大勢が移動した後を、およそ60年経ってお骨がついていかざるをえない。生活基盤が移動すればいつかそうなることが分かっていても、これほど急激に変化するとは中々想像できませんでした。
家の中の洋服や家具を「断捨離」と片づけるように、まったく同じ感覚ではないにしても、やはり「私が始末を付けなければ誰がする」と、覚悟を決めて皆さんされているようです。僧侶が一番遅れているのかもしれませんね。取り残されているのかも・・・
今年のモミジはとてもきれいです
2017-11-27 23:51
nice!(7)
コメント(7)
少ない家族になって、遠くへ行ったりして
墓じまいが多くなったのですね。
入るところのない私はさてどうするかといまだ迷っています。
by majyo (2017-11-28 08:13)
近所には、結婚した息子二人のために敷地内にそれぞれの家を建て
(田舎なので膨大な敷地)、三世帯で住んでおられる方がいます。
今どき珍しいです。
墓守の心配は無用ですよね。
by koto (2017-11-28 11:45)
majyoさん 「形あるものは全て変化していく」のが釈尊の覚りですが、形がないと偲びがたいのも人情。そこが「さぁどうしよう」の分かれ道ですね。
kotoさん 大阪にもそういう所があるんですね。都会だから職住近接で住めるんでしょうか?でも、珍しいですよね、気持ちが近くないと一緒には住めない。
by gonntan (2017-11-28 19:35)
他人事ではないですね。
先々まで考えても自分ではね。
by えんや (2017-11-28 20:16)
えんやさん 流れというものがありますね。最後は気持ちの問題で、強い愛着があるかどうかですね。それが良いかどうかはわかりませんよ。
by gonntan (2017-11-28 20:49)
お墓も遠くにあると手がおろそかになり
ついつい人に頼ってしまいます。
そんなことからも移動するんでしょうね!
迷惑かけないためにも、仕方がありません。
by ファルコ84 (2017-11-28 21:40)
ファルコ84さん そうなんです。やっぱり遠いとどうしても足が向きにくいですね。
by gonntan (2017-11-28 23:13)