野田聖子 [人]
8月の内閣改造で入閣した野田聖子総務大臣は次のように述べています。
「私の信条と言うほどのものではないが、『義をみてせざるは勇なきなり』の言葉を引いて、内閣で首相に意見する」のだと。
彼女はこの2ヶ月足らずの任期中、どれほどの仕事をされ、どれほどの意見を首相にされたのでしょうか?
元々義をみてせざるの義があってなせない環境にある者は、それほどの権力を持っている者ではないのですから、最高責任者を自負する強大な権力者の首相に使うこと自体がまったくおかしいのですが、今回の解散総選挙、義どころか肝心要の大義すら後付け大義でほっぽり投げたような暴挙をされようとしている首相に、どのような意見を具申されたのか。あるいはされるのか?見ものです。
彼女の力量が問われているのです。彼女の勇気も問われています。
そして、選ぶ側の国民の器量も。
もっとも、
彼女が政治家として頭が良いのは「信条と言うほどのものではない」と、ちゃんと責められたときの逃げの一手も打っているところです。おバカな政治屋とは違う・・・
けど、政治家の言葉はやっぱり軽いな
→ じゃぁ、ほんとうの信条はなんなんだ!
彼岸の入り 彼岸法要を勤めました。
お彼岸の回向文は
「仰ぎ願わくは、一切衆生、未だ貪りの心を離れざる者には、願わくは貪りの心を離れしめ、いまだ怒りの心を離れざる者には、願わくは怒りの心を離れしめ、いまだ愚痴の心を離れざる者には、願わくは愚痴の心を離れしめ、総じて世・出世間一切の偏邪を離れて中正なることを得、遠塵離苦して菩提の覚路に入らしめたまわんことを」です。
怒りの字は本来は瞋りです
貪りや怒り、愚かさを離れるためにはそれをよく知ることと、それが自分や廻りの者に与えるダメージを肌で理解していることが肝要です。知らなければ離れられません。
権力に近い者は貪りや怒りが与えるダメージを知っているがために、離れる道を選ぶのではなく、それ以上を得ようと懸命にもがいている者だと言えるかもしれませんね。
2017-09-20 22:27
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コメント(5)
野田聖子さんですが 首相に意見すると言いましたね
しかし、インタビュー見ましたが、ノーコメントでした。
同じように河野さんも歯切れが悪い
まだ続くかもしれないアベ政権に忖度するのでしょうか?
少しは期待していたのに・・・
大臣になりたくないと言った山本大臣の方が言いましたね。良くないと
逃げの一手などを考えながら話すのも、政治家の資質なんでしょうか
by majyo (2017-09-21 16:22)
majyoさん しっぽをつかませないのは大きな資質だと思いますよ>< 根性なし、信条なしは最低ですけど。そうは言っても、アベ首相の最低度には見劣りするでしょう。彼は餓鬼ですね
by gonntan (2017-09-21 21:39)
総裁をも目指す野田大臣
一見、歯に衣着せぬ発言のように見えますが
同じ穴のむじなのように見えて仕方がない。
鉢植えの赤い彼岸花が満開です
白い彼岸花は見かけることが少ないですね。
by ファルコ84 (2017-09-22 15:12)
野田聖子は入閣したのも軽かったし、解散に無批判も軽いですね。
つまり完全に底が見えましたね!
by momotaro (2017-09-23 06:21)
ファルコ84さん 赤い彼岸花も良いし、白に黄と、今はとりどりにあるみたいですね。一色じゃ満足できないんでしょうね。他にないものが欲しくなる。
momotaroさん まったくですね、でもこれだけ人目にさらされるというのも怖いですね。まぁ彼らは権力を取りにいってるわけだから、そんなことは織り込み済みでしょうけど。
by gonntan (2017-09-23 08:04)