趣味で

  これは先日亡くなった方の遺品です。手先が器用で趣味で作られた鳥籠。「主人の作品持って行ってくれますか？」ということで、お預かりしました。

　葬儀の際にお孫さんが「夏休みの工作で僕はじいちゃんと祇園祭りの山車を作りました。学校に持って行ったら、先生から『ほぉ～立派に出来てるのぉ。で、おまえはどの部分を作ったんや？』て言われました。僕はおじいちゃんからたくさんのことを学んだけど、工作と魚釣りが一緒に出来て良かったです」と、お別れの言葉を述べました。

　人は思い出とともに生きています。おじいちゃんとともに過ごした実感のある大切な時間。彼とともにずっと生き続けます。

 

　学校の先生も立派だと思います。これは子どもが一人で作ったものじゃないと分かった上で、どの部分に関わったのかと認めてあげている。私も小学校の時に似たようなことをしましたから、子どもの気持ちもよく分かる。 大人は、分かった上で上手に対応してあげることが大事ですね。

 

コメント 5

おじいちやんとの良い思い出ですね
私が死んだら言うでしょう。折り紙いつも教えていたと
でも、一緒に走ってくれたとも
by majyo (2017-02-23 18:36) 

こんばんは。
おじいちゃんとの思い出が将来も生きて来るんでしょうね。

「瑞穂の國記念小學院」のＨＰから、名誉校長「安倍昭恵夫人」の写真等が削除されていますよ。
by cyoko1112 (2017-02-23 21:58) 

とても個人の趣味で作った鳥籠には見えませんね。
それも、お孫さんがその一部を作ったとは驚きです。
さぞかし、お爺ちゃんとお孫さんの関係が良かったのでしょう。
by ファルコ８４ (2017-02-23 23:17) 

いいお話ですねぇ
政治が悪い話題ばかりですから、こころが温まります。
by momotaro (2017-02-24 06:55) 

majyoさん　一緒に何かするっていうのは心に残りますね、きっと素晴らしい思い出になります。でも、長生きされて下さいね。

cyoko1112さん　削除・・らしいですね。らしいというのは、道徳的でないという意味でも、です。やましくなければ堂々としてれば良いのです。

ファルコ８４さん　ほんとに！ものつくりは残る仕事ですからその人の気持ちも残りますね。

momotaroさん　人の心とか気持ちとかが伝わるって、大切でしょう？良い話がたくさん伝わって欲しいです。
by gonntan (2017-02-24 20:39)