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兵備機密 [本]

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 図書館で「従軍慰安婦」 兵備機密にされた女たちの秘史 山田盟子著 光人社刊を借りてきょう読み終わりました。1993年2月8日発行ですから、22年前になりますね。よく調べられた著作だと思います。「慰安婦たちの太平洋戦争」等、この方のシリーズが同社から発行されています。ちょっとでも興味のある方は、どうぞお近くの図書館で借りて読んでください。

 「南京大虐殺」があったかどうか、がよく取りざたされますが、兵士の略奪・強姦・虐殺が積み重なれば1ヵ所だけでは30万人にならなくても「数え上げればそのくらいの人数になっているから」と主張されてもおかしくないのだろうと思わざるを得ません。残念なことですが。


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コメント 5

momotaro

真偽のほどは確認しようがないけれど、おぞましいことをしてしまった可能性は十分あります。
いくら状況が許しても、される側の立場に立って、人としての一線は守らなければなりません。
当時の日本人は、驕り高ぶっていたのですねー、全員ではないでしょうが。
by momotaro (2015-02-13 11:45) 

majyo

ブログにも書きましたが「従軍慰安婦」問題は
ありえないというのは現代の感性
戦場下では証人がいますし、告発記も読みました。
主計局長だった中曽根さんも土人を調達したと、文書に残しています。
ひどい話は、それが無かったという人たちです
二重の苦しみを与えていると思います
by majyo (2015-02-13 19:38) 

gonntan

momotaroさん 日清日露の時代から「からゆきさん」の伝統もありますし、一旗揚げる気持ちで海を渡った方から無理矢理ならされた人まで、いろんなタイプがあるようです。   また、旧軍の幹部は「戦場での残虐行為が異常心理のなせるものとか、戦争中であれば仕方がないとかのいいかたで説明されているが、そんなものじゃない。冷静な国家意思が上から下までつらぬいて、はじめてああした残虐が行われるものであることは、私の経験に照らして明らかなことだ」P40ともこの本には書かれています。

majyoさん 従軍慰安婦は国策として運営されたのです。現地で強姦がないように、病気が移されないように、それによって兵隊が消耗しないように。でも、それでも強姦とその後の殺人はなくならなかった。
by gonntan (2015-02-13 22:38) 

ちゃーちゃん

こんばんは!!
今も昔も何処の国も戦争は人間(人格)を変えてしまうのですね・・・あったとも、無かったとも言い切れないと思います。国策の運営はあったと思いますが、強要だったか?、貧困の為のやむを得ぬ人身販売だったか?分かりません...勉強不足ですみません。
女性が自ら進んで手を挙げる事は無いと思います...思いたいです。

by ちゃーちゃん (2015-02-14 21:41) 

gonntan

ちゃーちゃんさん こんばんは!本来の従軍慰安婦制度は「兵隊が戦地に行って強姦などの暴行を働かないように、そして性病を患って使い物にならないようするため」だそうです。性病になった場合は、出身地の市町村長に通知することも決めてあったそうです。     家族を養うため・口減らしのために泣く泣くというのが普通で、ちゃんとした芸を持った芸者さんが成り行きで慰安婦にならざるを得なかった場合もあるとか。戦後引き上げてきて、外地でその職にあった女性が事情を知られている故郷に帰れなくて、パンパンとして働かざるを得なかったということも多いようです。
by gonntan (2015-02-14 22:53) 

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