ペンの重み

 

　フランスの新聞社襲撃事件で犠牲となった方々を悼む地元の人たちが花束をささげている、その横に、たくさんのペンも捧げられているのを見たとき、あぁ彼の国の人たちはまともだなぁと思います。命の大事さと、ちゃんとした報道で知るはずの事実が大事であるという自分たちの権利の重みがちゃんとわかっているのですから。知る権利が自分のものであると、私たちは弁えているでしょうか。日本の報道機関が政府の提灯持ちで終わらないことを願っています。

　衝撃的な事件が、ただ衝撃的に伝えられ消費され、だからイスラムは怖いとか、だから安保が大切とかでなく、できる限り事実を広く伝えることの大切さを気付かせ、この国のありようをもう一度根底から考えさせるきっかけとなって欲しいです。よその国に支配されていることに気づき、その指図を受けることなく自分たちで作っていくこの国の未来が見たいです。

 

 

　通りがかりの子供たちでも読めるように、ルビを入れてみました＾＾

コメント 4

寒中ショウダイ行脚って子どもたちがするんですか?
by さきしなのてるりん (2015-01-11 19:09) 

さきしなのてるりんさん　いえいえい、誤解を与えましたね＾＾　檀家さんの子供さんが親御さんやおじいちゃんたちと参加することはありますが、通りがかりの子供さんは参加しません～～　　うちの宗派では、うちわ太鼓を叩いて、お題目を唱え、家々をまわって家内安全などの祈願をいたします。
by gonntan (2015-01-11 20:09) 

この事件　書きませんが心を痛めています。
ほとんどか信仰心厚いイスラム教徒だと思いますが・・・・
イスラムと言えばテロみたいに誤解されないようにと思っています

by majyo (2015-01-11 20:36) 

majyoさん　偏見が憎悪を生んでいく構図は誰の心にもありますね。それを解決するのが宗教のはずなのですが。
by gonntan (2015-01-11 21:05)