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ビッグデータ活用 [ニュースから]

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総務省「ビッグデータ」で避難情報 災害時、住民に素早く伝達 今夏にも実験開始

2014.4.19 20:31

【 総務省は19日、台風やゲリラ豪雨で洪水や土砂崩れなど災害の発生が危ぶまれるとき、短文投稿サイト「ツイッター」のつぶやきなどインターネット上の「ビッグデータ」を気象データに組み合わせ、避難情報を地方自治体や住民に素早く伝えるシステムを官民でつくることを明らかにした。今夏にも実験を始め、2016年度をめどに実用化を目指す。

 具体的には、雨量や河川の水位などの気象関連情報や、住民がツイッターやフェイスブックなどに投稿した情報をもとにリアルタイムで被災状況を把握したり、被害が出そうな地域を予測したりする。

 分析した情報は地方自治体などに提供し、テレビやラジオの放送、携帯電話への緊急速報メールなどで住民に伝達。地震や津波の際の避難誘導システムでは高台への経路や交通渋滞の情報をスマホ向けに提供する。】

 

 総務省ではビッグデータを活用して上記のような計画があるとの報道ですが、文科省には世界に誇るはずのSPEEDIがあります。けれども、SPEEDIは、先の東日本大震災の時もそうでしたし、今後も原発事故などの災害時の避難呼びかけや誘導には使用しない。なぜなら混乱を招くから」とのことです。総務省がビッグデータ活用と高らかに言うならば、まず1番に文科省が持っているSPEEDIのデータこそ活用すべきではないかと私は思います。

 それをしないで独自のシステム構築を目指すというなら、私たちは立派な仕事をしていますよ!のアピールであり、縦割りで自分の省の権限を確保し、IT業界を潤したいし、他にも何か考えてるのではないかと勘ぐられても仕方ないのでは。「携帯の位置情報から個人の居場所特定に転用し、他の省庁で利用するための布石ではないか」とも言われているようですし。なにせ、ビッグデータですから。

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     ものごとには光と影があるのですから、乱用しないように願うばかりです。


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