「足るを知る」 [いのち]
めだか池のほていあおい
Wさんにいただいた白のヒガンバナ
少欲知足は法華経の文ですが、小出裕章さんは「隠される原子力・核の真実」のP152に
「いったい、私たちはどれほどのものに囲まれて生きれば幸せといえるのでしょう?」と問います。そうして人間の欲望によって起こる事柄がどれほどの影響を与えているのかを
「すでに述べたように、人類の諸活動が引き起こした災害には大気汚染、海洋汚染。森林破壊、酸性雨、砂漠化、産業廃棄物、生活廃棄物、環境ホルモン、放射能汚染、さらには貧困、戦争等があります。そのどれをとっても巨大な脅威です。温暖化が仮に脅威だとしても、無数にある脅威の一つに過ぎませんし、その原因の一つに二酸化炭素があるかもしれないというに過ぎません」
「日本を含め『先進国』と自称している国々に求められていることは、何よりもエネルギー浪費社会を改めることです。あらゆる意味で原子力は最悪の選択ですし、代替エネルギーを探すなどと言う生ぬるいことを考える前に、まずはエネルギー消費の抑制こそに目を向けなければいけません。残念ではありますが、人間とは愚かにも欲深い生き物のようです。・・・もし地球の生命環境を私たちの子どもや孫に引き渡したいのであれば、その道はただ一つ『知足』しかありません」と言います。
欲深く愚かである私たちがそれを自覚しつつ、どのように生きていけば次世代に良い環境を渡せるのか。いま・ここが正念場なんですね。
2011-09-17 20:45
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