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P117 [本]

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発表の場 の章より

 才ある者に見え、才薄き者にはとらえられない世界が歴然とある。努力で埋められることもあるが、超えられないこともある。

 その差は、秀でた走者が他を抜いて走るように目に見えて明らかなことだが、感じる世界のことは違いがわかりにくく、暗き感受性同じように見えてしまい、悲しいことだが気づかずに通り過ぎていく。

 人は、生まれたときがスタート時点だと考えると割り切れないことが多い。しかし、それはしかたのないことで、人は違いがあり多様だからおもしろく、それがまた次の何かの原動力になってもいく。     

                               P117より

 

『色彩は魂のクリスタル』  画家 通天のこと     絵森ミチル著  彩流社発行

 

 画家の人となりをしっかりと捉えて、まるで本人が目の前にいるように書いています。

 「才ある者のには見え、才薄き者には捉えられない世界がある・・・」

 お薦めです。是非お読みください。

 

 


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