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靖国での誓い [ニュースから]

   2013.12.26.JPG

                   先日いただいた干し柿、食べごろでした。

 

 靖国神社に参拝された総理の談話です。この国の政治家の言葉の軽さを知る者として、ここに全文を書き留めたいと思います。

安倍首相談話「恒久平和への誓い」(全文)

読売新聞 12月26日(木)12時48分配信

【 本日、靖国神社に参拝し、国のために戦い、尊い命を犠牲にされた御英霊に対して、哀悼の誠を捧(ささ)げるとともに、尊崇の念を表し、御霊(みたま)安らかなれとご冥福をお祈りしました。また、戦争で亡くなられ、靖国神社に合祀(ごうし)されない国内、及び諸外国の人々を慰霊する鎮霊社にも、参拝いたしました。

 御英霊に対して手を合わせながら、現在、日本が平和であることのありがたさを噛(か)みしめました。

 今の日本の平和と繁栄は、今を生きる人だけで成り立っているわけではありません。愛する妻や子どもたちの幸せを祈り、育ててくれた父や母を思いながら、戦場に倒れたたくさんの方々。その尊い犠牲の上に、私たちの平和と繁栄があります。

 今日は、そのことに改めて思いを致し、心からの敬意と感謝の念を持って、参拝いたしました。

 日本は、二度と戦争を起こしてはならない。私は、過去への痛切な反省の上に立って、そう考えています。戦争犠牲者の方々の御霊を前に、今後とも不戦の誓いを堅持していく決意を、新たにしてまいりました。

 同時に、二度と戦争の惨禍に苦しむことが無い時代をつくらなければならない。アジアの友人、世界の友人と共に、世界全体の平和の実現を考える国でありたいと、誓ってまいりました。

 日本は、戦後68年間にわたり、自由で民主的な国をつくり、ひたすらに平和の道を邁進(まいしん)してきました。今後もこの姿勢を貫くことに一点の曇りもありません。世界の平和と安定、そして繁栄のために、国際協調の下、今後その責任を果たしてまいります。

 靖国神社への参拝については、残念ながら、政治問題、外交問題化している現実があります。

 靖国参拝については、戦犯を崇拝するものだと批判する人がいますが、私が安倍政権の発足した今日この日に参拝したのは、御英霊に、政権1年の歩みと、二度と再び戦争の惨禍に人々が苦しむことの無い時代を創るとの決意を、お伝えするためです。

 中国、韓国の人々の気持ちを傷つけるつもりは、全くありません。靖国神社に参拝した歴代の首相がそうであった様に、人格を尊重し、自由と民主主義を守り、中国、韓国に対して敬意を持って友好関係を築いていきたいと願っています。

 国民の皆さんの御理解を賜りますよう、お願い申し上げます。 】

 

 「人格を尊重し」という部分は、本来「人権を尊重し」となるべきではないでしょうか。敢えて、人権といわず人格というなら、現行憲法第十三条の「すべて国民は、個人として尊重される」が、自民党の改憲案第十三条では、「全て国民は、人として尊重される」と書かれているのを思い出させます。最低限以上、できれば人として幸せに生きていくための権利を保障する、のが現行日本国憲法の理念です。どうかその点を変えないでいただきたいと願います。

 

 なんにしても、

 きょうの不戦の誓いを破ることのないようにお祈りするばかりです。

 尊崇する御霊の前で誓ったことは神聖です。裏切ってはなりません総理。

 


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ちゃーちゃん

こんにちは‼
お久しぶりに訪問させて頂きました・・・年の瀬になってからきな臭い
報道が沢山有りますね...何としても、もめ事の無い様に祈るばかりです。
by ちゃーちゃん (2013-12-27 14:09) 

gonntan

こんにちは!お加減良いようで安心しました。
もめごとは探せばいくらでもあるのでしょうが、
わざわざ焚きつけるようなことはしないで欲しいですね。

by gonntan (2013-12-28 17:34) 

さきしなのてるりん

間ぁ、自分の意思がどこまであるのか。どこからかの圧力に弱い方々なので、、、
by さきしなのてるりん (2013-12-31 22:00) 

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