日蓮聖人御降誕800年九州教区大会 [法事]
本日は、2年半前から九州教区で準備してきた「日蓮聖人御降誕800年九州教区大会」当日でした。
福岡サンパレスに、日蓮宗管長 菅野日彰猊下を大導師にお迎えし、法要出仕の僧侶約80名、裏方の僧侶40名以上、引率の僧侶や檀信徒2300名の参列となりました。
地元福岡県の方々が100回以上の準備会を持ち、九州各地から40名以上の担当者が集まった会合も13回、周到に用意してきた集大成の日でもあります。
天気予報は曇り時々雨でしたが、朝方降った雨もやみ、寒くもなく、良い日和。
唱題、和讃、修法、声明、雅楽など日頃の精進を披露する僧俗挙げての素晴らしい内容となりました。
第2部はチェロやピアノも加わり
女優の紺野美沙子さんが「日蓮聖人と宮沢賢治を結ぶお題目」(遠藤均氏原作)の朗読や軽妙な語りを披露されました。
教区の歴史にまた1ページを書き加えた、そういう日であったと思います。企画運営を誠実に倦まずたゆまず勤められた地元の皆様に心より感謝申し上げます。
ぼた餅バイキング [法事]
今日は日蓮聖人の、龍ノ口の御法難会、通称ぼた餅供養を営みました。
江の島の近く、龍ノ口の刑場に引かれていく日蓮聖人に最後のご供養とゴマ塩のおはぎを供養された老婆の故事に因んでの、ゴマ塩おはぎとぼた餅の供養、です。
皆さん持参のぼた餅をお供えしお経を唱え、法話を一寸して
持ち寄りのぼた餅をテーブルに並べ
食法をお唱えし
「今日はぼた餅のバイキングだねぇ・・何個食べてもOK!」
6人座るテ-ブルに合計20個くらい盛ってますから (^-^)
でも
さすがにお一人2個が良いとこ、お持ち帰りいただきました。「ごちそうさま」
ひがん [法事]
7月の西日本大水害、9月の北海道胆振東部地震で亡くなられた方々へも
卒塔婆供養を営みました。
お彼岸法要の後に、
参詣者の前でカンタカ奨学会に小論文を書いて応募、
奨学生となった二人へ奨学金を渡しました。
お膳を一緒に食べたのですが、奨学生の二人は食が細かったですね。普段まったくの精進料理を食べる機会がないのでしょう。一人は高校の製菓コースでパティシエになるための勉強をしているのだそうです。「食べて体を作るのも精進だからね、これかも頑張ってね」と伝えました。
施餓鬼供養と送り [法事]
今年のお盆供養の最後となる行事
お施餓鬼供養と
大分市の妙親寺住職 廣田学良上人のお話と
今年は涼しい広間でゆっくり聴聞していただきたく場所を移動し、
「恩」について、素晴らしいお話をいただきました。
これも去年から冷麺風の素麺に油揚とデザートを添えて
夕方からは精霊様送り
大分市内からもお母さん・おばあちゃんの送りだということで4名みえました。
平成最後の、そして妙榮寺として最後の精霊様送りに。様々な方の、蔭ながらのご協力を得て、今年まで勤めることが出来ました。感謝してもしきれない陰徳のお陰です。
これだけ全国的に荒天にもかかわらず、午前中の法要では天気が良くて涼しく、午後お参りの方やお手伝いの方が帰られてから横殴りの雨が降り、夕方7時の精霊様送りの時には雨が上がるという、お天気に恵まれた一日でもありました。
回向と [法事]
日田から杖立、小国を通って大観望のちょっと手前、こんな雄大な景色が開けます。この反対側は久住連山。
今日は熊本地震で亡くなられた方々への第3回忌法要と併せて復興祈願会が営まれ、日蓮宗僧侶や檀信徒だけでなく、浄土真宗熊本県教務所の代表の方も参列されました。
信用 [法事]
今日のご法事、参列者は家族のみの5名。お孫さんは中学3年生と2年生の年子ということでした。ネットで、今の子どもたちは親がどうやってお金を稼いでいるのか知らないわからない。カードを出せばお金が出てくるという感覚。それで、子供たちに金銭感覚を身に着けさせるために「仕入れと販売」を体験してお金を稼ぐ感覚を学ばせる、というニュースがあったので、その話をしたうえで「お金がお金として使えるためには、何が必要か?どういうシステムで動いてるのか?」質問してみました。
お経の後にいきなりぼんさんからそんなことを聞かれてもねぇ・・・
お父さんが、「それはやっぱり信用でしょう」と家族を代表して答えてくれました。
トランプ大統領が「メキシコとの国境に塀を造るためなら政府機関を閉鎖することもあり得る」と強硬に主張して、歳出法案が否決されたならば国債の初デフォルトもあり得る、株価が暴落するかも、などと言われている昨今、紙のお金が人々の絶対的信用によってお金として流通していること・・日本もトランプさんの政策と無縁ではないという事実を知っておいてもらいたい・・・
危機はミサイルだけではない!
すべてが信用という、目に見えないお互いの信頼の上に成り立っているという事実を知る。
日本国憲法の基本的精神と同じように、経済もお互いの信頼の上に成り立っています。人と人が信頼し合おうという共通意識があって、常にその意識を確認し合って初めて成り立つ社会です。
信用すること、信頼できること。それがなくなったならば、すべて立ちゆかなくなります。
お孫さんたちには信用される人となる努力をして欲しい、それがご先祖や亡くなったお祖母ちゃんの思いだと伝えました。戒名に信頼信用の信の一字を私がつけていましたので。
今日は8月最後の日曜日 朝掃除の日でした。もう来月は御彼岸、放生会です。
施餓鬼 精霊様送り [法事]
朝6時頃から7時頃まで、土砂降りの雨
こんなことは初めて!っていうあれです
毎月のお参り並かも・・・とMさんと話したのですが
今年も大分市の妙親寺 廣田上人にお話ししていただきました。
料理を作る方もお参りに来られる方も暑い!ということで、今年はソーメン主体にしました。今日はあまり暑くなくて過ごしやすかったのですが、「これもイイね」と好評でした。希望者には代えメン付き^^
なんなんでしょうね [法事]
「流れが変わったよね」
というのはね、お参り時間なのですが
4~5年前までは13日の昼から夕方、
境内には車の駐める場所がないくらい混雑していましたが
最近は朝早くからお昼頃までがピークで
夕方暗くなる頃にはもうお迎えに来る方が終わっている
そんな風になっています。
流れが変わってきたのは、お墓ブームから納骨堂へという
ここ数年の祀る形態の変化と、なんだか軌を一にしているような気がします。
だからといってお墓掃除の方が減ったわけではありません。
皆さんちゃんとやって来てお掃除して帰られます。
この変化はなんなんでしょうね???
晩ご飯は
チジミに大葉の韓国風漬け物を添えて
大葉、美味しいですよ^^