再びの [人]
今朝も深い霧が
霧が出た日は天気が良い!
はずなのですが
今日は曇りから晴れ、晴れから雨!そして晴れ!とめまぐるしくお天気が変わる日で、スクーターでお経回りに行って2度も降られてしまいました・・・まぁ普通は一度で懲りますよね・・・
夜はお通夜
昨晩葬儀社から紹介の電話をいただいた方でした
が
行ってみるとどうも昔ご縁のあった方のようです。25年ほど前S学会から当山の檀家になり、その後またS学会へ移って離檀した方でした。今回また御縁を頂いた訳ですが、そこのところは問いません。去る者は追わず、来る者は拒まず、です。
亡くなった方は花柳流の名取まで勤めた方とか。厳しい人であったと。芸事は舞台に上がればまさかはありません。そういうことがないように練習をやって、手順を頭で考えなくても自然に所作ができる、そういう厳しい道を歩まれた。
対するに、人生はまさかの連続です。思いどうりにはならない。そのバランスの上に立って、どのように生きるか。
バトンを受け取った遺族が、故人の生き方を偲びつつどのように生きるか。まっとうに誠実に生きようと努めれば、それが真に先に行った方への追善供養になるのだと、伝えました。