コスタリカの公文書館 [いのち]
コスタリカは中米という政治的に難しい位置にある国でありながら
軍隊を廃止し、その予算を社会福祉や教育に注ぎ込んで、国民の幸福度を
あげる施策を実行している国として有名ですが
それと同じくらい素晴らしいことには
公文書の記録は本より、現在生きている行政文書の利用に対して積極的に関わり、市民に記録として文書を使ってもらう運営をしているのだそうです。
【 コスタリカの国立公文書館は、政治や行政、司法といったあらゆる権力や権限から独立している。つまり、権力の意向を忖度しない公文書管理が行われているということだ。
コスタリカでは、すべての官公庁に、国立公文書館のトレーナーに訓練された、独立したアーカイビスト(公文書管理官)たちの部局が設置される。そこでさらなるエキスパートの審査を経て、後世に残す文書と廃棄される文書をより分ける。
公文書館のアーカイビストも、各行政機関のアーカイビストたちも、自分たちの仕事が「歴史を作る」という誇りを持って仕事をしている。続く 】
誇りを持って仕事ができている国コスタリカ、まともで文明国ですね。