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皇后陛下の [人]

 現行憲法を活かそうという願いは並々ならぬものがあります。ご自身の誕生日の会見では次のように述べられています。


 あきる野市五日市の郷土館で「五日市憲法草案」をご覧になられたときの思い出ですが、


 「明治憲法の公布(明治22年)に先立ち、地域の小学校の教員、地主や農民が寄り合い、討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で、基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務、法の下の平等、更に言論の自由、信教の自由など、204条が書かれており、地方自治権等についても記されています。当時これに類する民間の憲法草案が、日本各地の少なくとも40数カ所で作られていたと聞きましたが、近代日本の黎明期に生きた人々の、政治参加への強い意欲や、自国の未来にかけた熱い願いに触れ、深い感銘を覚えたことでした。長い鎖国を経た19世紀末の日本でも、市井の人々の間に既に育っていた民権意識を記録するものとして、世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います」


 ジユウミンシュトウの議員の方々が、自由に自分の人権意識を開陳されています。明治から150年、敗戦から70年以上経っても、人権意識というのはそう簡単には育まれないものなのだと、昨今のセクハラやパワハラ、イジメの報道を見て思います。日頃は自分の都合で拡大解釈し「閣議決定」大好きの方々なのに、刑法にセクハラ罪なんてないから良いのだと、ご自分の都合の良いように解釈する。典型的な人知国家ですね。



 爪の垢を煎じて飲ませたい・・垢なんてないでしょうけど・・・・・



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  今日は立夏!初夏です。


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