そう? [人]
今日は母が入所している施設に、見舞いに行って来ました。元々は糖尿があって、食事制限されていたのですが、節制のお陰もあってか薬を打ったり飲んだりしなくて良くなったので、面会の時はゼリーなどノドに詰まらないお菓子を持参します。
インフルエンザや風邪などの対策で、1階の面会室での面会です。ゼリーを食べながら父の法事の話をしました。「今年は33回忌だね。あなたが59歳の時に亡くなったから、40年一緒に暮らして・・32年離れて暮らしてることになるね。まだ一緒にいたときの方が長いね」と言ったら母が、「早いねぇ。優しかった」というので、「そう?」と聞き返したら「子どもたちを叱ることはあっても、私は怒られたことがない」と言います。
子どもの頃、軍隊仕込みの大きな声で叱られたことを思い出しますが、晩年は母の言うように優しい父でした。母がそういう思い出を語ってくれるまでに、昨年から劇的に回復したことも嬉しいことです。
「故人は思い出したときに蘇る」と言いますが、今日の面会は母と父と3人での楽しいひとときでした。