善し悪しで [人]
今日は義母の3回忌法要でした。
参道脇にある掲示板には
「損得ではなく 良いか悪いかで決めなさい」という釈尊のお言葉。
自分を勘定に入れた損得による判断は時に人を狂わせます。
「人として成すことが正しいかどうか」
客観的な検証に耐えられるのかどうか
それが、釈尊の説かれる「八正道」の基本です。
およそ母と呼ばれる人は、子どもの幸せを求めます。そこに正邪の判断は入り込まないのでしょうが、人が人間らしく生き幸せを感じるためには、人として認められることが絶対必要です。
自分を認め他を認めること。
それを身につけることが豊かに生きることの鍵でしょうね。
そういうお話しを、導師のお上人様は義母の生き様に重ねて参列者に語って下さいました。