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徴用 プライド [時事]

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 スクーターの修理ですが、思ったより時間がかかりそうです。というのも、単にベルトが切れただけではなく、回す方のプーリーという部品に傷が付いているからそれの交換をしないといけない。さらに、交換して動かしてみたら40㎞くらいから先の速度が出ない。で、メーカーに問い合わせたら今度は(250ccのフォルツァといいます。スクーターなのにギアチェンジできる。普段ギアは全く使いませんが)ギヤチェンジ系の部品が傷んでいるようで、それも交換しないといけないと、今日判明したからだそうで、かなり手間がかかるようです。戻ってきたらオーバーフォールして、新品みたいになっていることを期待しています(^-^)





 さて、スクーターは経年劣化が原因でしょうが、今話題の韓国徴用工問題はどうなんでしょう。


リテラの記事によれば、【「日本の外務省もまた、国会で何度も『日韓請求権協定は、個人の請求権そのものを消滅させるものではない』と明言しているのだ。たとえば、1991年8月27日の参院予算委員会では、当時の柳井俊二・外務省条約局長(のちの外務次官)が”両国間の請求権の問題は最終かつ完全に解決した”(日韓請求権協定第二条)の「意味」について、「日韓両国が国家として持っております外交保護権を相互に放棄したということ」として、「いわゆる個人の請求権そのものを国内法的な意味で消滅させたというものではございません」と答弁している。】のだそうです。


 その上で判決を受けた企業が受け入れを検討して和解金で解決しようとした時に、日本政府から止められた。



 日韓の間に横たわる植民地支配の間の問題は、しっかりとその歴史を学ばねばなりませんし、当事者がいるなら解決できるうちに解決しなければなりません。


 「日本も朝鮮支配では良いことをしてきた」ということも聞きますが、立場を代えて考えれば納得できない理屈になります。たとえば、王族李氏は併合後日本王族となりますが

天皇家が朝鮮からそのような扱いを受けたとして受け入れられるのかどうか。自分たちが朝鮮名を名乗るように強制されても受け入れられるのかどうか。近代化の遅れた国として、2等3等国民の称号で呼ばれて受け入れられるのかどうか。


 鉄道を引き、ダムを造り、学校教育を充実させ、職を与えた。そういう物やサービスは人間生活でとても大切ですが、精神的な部分ではどうだったのか。同じアジア人として、大東亜共栄圏を担う人として対等に本気で遇していこうとしたのか。そうであった人もありましょうが、そうでなかった人も多数あったのではないでしょうか。


 両国に横たわる問題は人としてのプライド、尊厳に関わることが多いのだと思います。その部分を相手の立場に立って見る努力を日本国政府や日本人がいつまでもしないならば、真の友好国とか友人にはなれませんね。


「人はパンのみで生きるにあらず」と言うキリストの言葉は有名ですね。



 日本人が「真に自由で尊厳をもった自分の人生を大切にしようと思っているかどうか。自分が思うように、その価値は他人もまったく同等でありどんな場合もそのように行動するかどうか」であって、仏教徒であるならば釈尊のお気持ちと同じ生き方を選ぶかどうか、でもあります。覚悟がいることですね。 


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majyo

企業が和解しようとしていたものを政府が止めた
おかしな事です。メンツでしょうか
やはり、一時期宗主国としてその国の上に立ったという優越感のみ
残ってしまったようです

by majyo (2018-11-14 17:25) 

gonntan

majyoさん 他企業への波及を経済界が恐れて政府が動いたのでしょう。炭鉱もありますから、アソウさんも他人ごとではないはずです。
by gonntan (2018-11-14 17:38) 

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