手っ取り早く [本]
今日も昨日に続き「政府はもう嘘をつけない」の紹介です。
アメリカは
TTP(環太平洋戦略的経済連携協定)とTTIP(戦略的環大西洋貿易投資連携協定)というのとセットで
公共サービスすべてに値札をつける「TISA協定」推進を2014年版「通商政策アジェンダ」に記載し、日本国外務省も早期合意に向けて推進しています。
目的はすべての「公共サービス」を民営化する、こと。
P215から引用
【 そこで行われたビジネスによって、住民の健康や環境に悪影響が出ても、その国の政府はその企業に責任を追及したり、その事業を法律で規制する権利を一切持てない。医療や教育や公共事業のような社会的機能や金融・保険分野など、今後全てのルールは国家ではなく、この協定によって作られる超国家組織によって決められるからだ。 】
国際協定は国内法である憲法の上に位置すると決められていますから、お試し改憲の一番手とか言われる「環境権」を書き込んでも、な~~~んの役にも立たないということです。
P217にはアメリカの投資銀行に勤める者の発言として
【 (TISA協定によって、批准する)50カ国全てから、〈国民主権〉や〈公共〉という非効率な概念が、やっと取り払われる。 】と。
この協定は2020年、ちょうど東京オリンピックの年に調印予定だそうです。
新自由主義経済の信奉者が目指すのはただただ自己の利益のみ。国民主権や公共という非効率なものは目障りで邪魔なものでしかない。だから、そういうものに代わるものとしての道徳で国民を縛っていきたいと思うのでしょうね。なんのことはない、心情的自立的奴隷制復活!
経済的徴兵制とセットなのでしょう・・
内田樹氏の言う「国家の株式会社化」から さらにその先へ
今 世界は
超国家組織としての巨大多国籍企業の地球支配へ
1%の人による1%の人のための世界へと舵を切りつつあるようです
現総理がヒットラーとかでなく、公務員でありながら彼も操り人形であり、1%の仲間であるという事実です。
その現実を見なければ、何も進まない。進められない。
月一の朝掃除 今日はよその町内の方も溝掃除頑張ってました
おばあちゃんと一緒 初めて来た若い娘 Rちゃん 元気もらいますねぇ
こんばんは。
現政権は1%の人による1%の人のための世界へ進んでる!!
自分達さえ良ければと!!
改憲して憲法上でも基本的人権を認めない。
こんな政権の目論見を見抜けない国民が多すぎる。
何も考えず今さえ良ければと。
by cyoko1112 (2016-09-25 21:44)
>この協定は2020年、
>ちょうど東京オリンピックの年に調印予定だそうです。
うーん、何がどこまでどうなるのか、ついていけません!
しかし、1%の人による1%の人のための世界への
舵とりでは困ります。
by ファルコ84 (2016-09-25 23:39)
1パーセントが重いです
1パーセントはすべてを支配します
多国籍企業が怖いです。
by majyo (2016-09-26 16:05)
choko1112さん こんばんは 仰るとおりです!本質や目的を見通す目がいりますね。
ファルコ84さん TISA協定で検索してください。外務省も出血大サービスに乗り気です。
majyoさん ヌエのような、得体の知れないものですね。公共サービスを享受しつつ、法人税も払わなくて良いように処理するもの!
by gonntan (2016-09-26 23:13)
新自由主義による超国家組織は本当に怖いですよね、国が経済面から乗っ取られていく
> 巨大多国籍企業の地球支配へ
アベ政治同様、これも許せません。。。
by momotaro (2016-09-27 07:20)
momotaroさん 原発もTPP承認されたら、ISD条項でやめられなくなるって、書いてますよ。アメリカ企業が国を提訴するから。
by gonntan (2016-09-28 23:01)